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蘇るあの感動! 三人の応援サイトが出来ました。必見のコンテンツ、是非ご覧ください。

上里はな子と土屋響鼓の師弟ブログConSpirito|コンスピリト公開開始!
ごあいさつ

 今年の異常ともいえる猛暑、この暑い夏、ひとつの奇蹟が起きました。この世に偶然ということがあるのなら、それはたまたま起きたことではなく、起こるべくしておきたもの、すなわち必然といえるのではないでしょうか。その様な必然が、奇蹟を生んだのです。
 今年5月、三人の天才たちは広島の音楽祭で偶然出会いました。その後、それぞれの活動のかたわら、トリオで音楽を紡ぎ、魂を響かせあい、その出会いが必然であったように、今、日本のピアノトリオ演奏の頂点を疑わない奇蹟のエナジーを放ちました。まばゆいばかりの魂の響き、これはひとつのビック・バンです。
夜空を彩るデネブとベガとアルタイルのごとく、燦然と輝く三人の音楽家によりますパフォーマンスをご紹介できますこと、大変うれしく思います。
 そしてコンサートの後、三人の天才たちは子供たちに音楽を、その奇蹟のエナジーを繋ぎます。このまたとない音楽の現場を、是非ご一緒に体感ください。きっとその真剣でドラマティックな特別レッスンに、心震えることでしょう。

代表 富山ひとみ

 音楽家を目指すこと、それもクラシック音楽となりますと、多くの才能ある若者の中から、ほんの一握りの天才たちが、さらに狭い成功への道を、あるものはつまずき、あるものは歩み、進み続けて光明の一点に到達できるのは、ひとつの時代に何人なのかと希望と絶望が交錯する、そんな気の遠くなる道程を歩むことになります。自称音楽家はともかく、プロとして音楽を生業とし、その上で音楽の道を希求し続けることは至難の業です。
 メンデルゾーンのピアノトリオ第1番が初演された1839年の日本は、蛮社の獄で蘭学が弾圧されていた天保10年にあたりますが、その後の20世紀で西洋音楽を一気に吸収し、21世紀を迎えて10年目を数えようとしています。数多くのコンペティションを頂点に掲げ、裾野を広げる音楽教育界が築くピラミッドは未だ堅牢ですが、目指すべく音楽興業界は時代の構造変化に耐えられず、崩壊の一途とは言い過ぎでしょうか。このギャップを如何に埋めるか、あるいは超えるか。収斂するのは音楽の一点、何か糸口があるはずです。この模索の手始めに、才能ある若者たちが「本物のプロ」に直に接したら、と考えました。
どうぞ、まずは「本物の音楽」に酔い、是非、後日の公開レッスンにも足をお運びください。そして音楽の道を歩むものたちに、応援よろしくお願いします。

土屋 裕美

ソティス音楽財団開設準備室
連絡先 ☎ 028-611-1103 ✉ sothismusic@gmail.com